この記事を読むとウィッグの正しい洗い方が今日から実践出来るようになります!とても簡単ですよ!
10分かからないで出来る方法です。

筆者は現役のカツラ屋で、管理美容師として店舗責任者を務めています。
ウィッグのお手入れについてはお任せ下さい。
カツラと一言で言っても筆者が取り扱っている高級カツラ以外にも、コスプレ用、日本髪用など様々な種類で分かれています。
それぞれに商品別の質の違いがあります。
どの種類のウィッグでも洗い方は基本的には1つ、本記事で紹介する方法でOKです。
こんな悩みを解決します。
- カツラ使ってるけど毛質がすぐ悪くなっちゃうよ。
- ネットが縮んで頭の形に合わなくなっちゃった。
ウィッグを洗う道具を揃えましょう!


ウィッグの洗い方1つで確実に製品寿命(ウィッグ寿命)は大きく変わってきます。
様々な種類のカツラが存在しますが基本的にこの方法でオールOKです。
ウィッグはずっと使うものなので、これを機にウィッグを洗う専用セットを用意しましょう!



お手入れって最初は「大事に使いたい」気持ちが強くあるから頑張るけど、だんだん手抜きしてしまう人も多いのが事実。
専用セットを作っておくと簡単に済ませられるから続けやすいですよ。
お手入れって最初は「大事に使いたい」気持ちがあるから頑張るけど、だんだん手抜きしやすくなってしまう人も多いのが事実です。専用セットを作っておくことで簡単に済ませられるように準備しておくことも大切!
- これから洗うウィッグ
- カツラが畳まなくても浸かるくらいの大きさの洗面器
- 40℃前後のお湯
- ウィッグ専用のクリーナー(ない場合はシャンプーをかなり薄めて使用)
- ウィッグ専用のリンス(ない場合はトリートメントを薄めて使用)
- 目が荒くて柔らかいブラシ
- 乾いたタオル
- ドライヤー
お風呂場にいけば揃うように常に置いておきましょう。
ウィッグの正しい洗い方!人工毛もOK!
全部で10工程に分けていますが、全工程をしっかりやっても10分で完了します!
- 最初にウィッグの髪を目の荒い柔らかいブラシで梳かして、毛の絡みやチリ・埃を落としましょう。
- 洗面器にウィッグ用のクリーナーを入れ、決められた希釈濃度で薄めて洗浄液を作ります。40℃前後のお湯で作ると良いですよ。
- ウィッグの髪の毛側が水面に向くように全体が浸かるように沈めます。
- 洗浄液の中で髪をブラシで優しく梳かします。毛先から少しずつゆっくり梳かします。2周しましょう。
- 洗面器からウィッグを引き揚げ、お湯でしっかり流します。地毛のシャンプーと同じで、クリーナーが半端に残っていたりすると雑菌の繁殖の原因となり、カビが生えたり・臭いの原因になるのでしっかり流すのはポイントです。
- 洗面器の中身を変えて(もしくは、2つの洗面器を用意)今度はリンスを希釈して作ります。
- ウィッグの水気を軽くタオルで取り、リンス液に浸けます。1〜2分放置して引き揚げます。
- お湯でサッと流します。リンスは流し切るというよりはあっさり流すイメージでOK。
- ウィッグの水気をタオルで取ります。擦ってはダメですよ、ポンポンと優しく押さえ取ります。
- ドライヤーで乾かしましょう。自然乾燥だと毛が開いてしまってセットに影響が出やすいです。セットがしやすい状態にするにはすぐドライヤーで乾かすのが大事。



慣れたらもっと早く出来ます!
乾かすのが面倒に思うかもしれませんが、ドライヤーで乾かすことがすごい大切なので頑張りましょう!
現役カツラ屋の筆者が良いと思うドライヤーは間違いなくこれが最高です。
乾かすだけでサラサラヘアーになる神ドライヤーですよ!
ウィッグの洗い方のまとめ
ウィッグの洗浄の仕方は寿命に直結します。
毛髪への影響・ネット素材への影響、どちらも日々毎回の洗浄が間違っている方法であればあっという間に傷みとして現れます。
面倒なことと思うこともあるかもしれませんが、ウィッグはもうあなたの体の一部です。ウィッグを付けている自分がいつもの自分。
ウィッグを大事にすることは自分を大事にすることとイコールです。
何よりも自然に長期間使うことが出来る!
是非実践して美しくカッコよくカツラを使用しましょう。
最後まで読んでいただき、有難うございました。