火傷でカツラを使うしかない、ということ。

カツラの種類

カツラをご利用されてる人の大半は薄毛が気になり、カツラを付け始めるということがほとんどですが、カツラが必要になる瞬間は唐突に訪れることもあります。

それが怪我や病気のなった時。

病気は抗がん剤や何らかの薬の副作用で起こるのですぐに髪が抜けてくる、ということは中々ありませんが怪我は違います。

特に広範囲に及んで速攻でカツラの必要性が出来てしまうのは火傷でしょう。

この記事では薄毛以外にもカツラがどういう場面で使われていて、使用者の心を守る役割を担っているかを説明していきます。

火傷でカツラを使われている方の心

火傷でカツラが必要になる場合の多くは、火事などによる外傷よりも油料理中にその油や熱々に沸かした熱湯を頭から被ってしまうことなどが理由としては多いです。

火傷については僕も詳しくはありませんが、症状レベルに応じて3段階あり、酷いものだと皮膚移植の必要などが出てくるそう。

火の扱いには本当に気を付けましょう。

さて、本題に戻ります。

治療の後、髪の毛が再建されるのであれば少しの間と割り切ることが出来るのかもしれません。

ですが、髪の毛を作る毛母細胞が火傷により今後活動できないダメージを帯びることも多くの場合であり、その時初めてカツラの必要性が出てきます。

このような場合であれば、肌にも影響が出ておりケロイド状態になっていると考えられるので「被り物」としてカツラが非常に有効的と言えます。

とは言え、急に髪を失うということは交通事故で片腕・片足を失うこととと同義です。

薄毛でカツラを使用する時以上に使用者の心的ストレスは高く、デリケートな問題になります。

周囲の方の理解と心のフォローの協力は必ず必要になるでしょう。

火傷で使用するカツラは「異型(いがた)」になる

薄毛の方が使用するカツラは多少の差異はあれど、左右のバランスはほぼ同じで作成します。

しかし、火傷により失われた範囲をカツラで補うとなると左右対象ではありません。

一例ですが、本題のイラストのような形状になります。

カツラが左右非対称であることのデメリット。

  • 装着が難しい
  • 装着後の安定感が悪い

真っ直ぐ頭に乗せればいい基本的な左右対象のカツラに比べ、ピッタリ火傷痕に合わせて型を取っているので「ここ!」という位置が決まっている。

不安定になりやすいからこそ、微妙な位置の違いでもヘアスタイルに影響が出やすいです。

でも安心してください。位置は慣れていくことで問題は必ず解決します!

装着後の安定感は常に変わりませんので、安定度の高い装着方法を選ばれた方が良いです。

オススメはテープ装着ですが、地肌の状態にもよりますので、それはあなた自身の場合としてきちんと相談するようにしましょう。

ちなみに連続装着はやめた方が良いと思います。

テープ装着なら毎日付け外しが出来ることで頭皮の状態も自分で見ることが出来るし、必要であれば薬も塗ることができます。

連続装着は安定感はありますが、他のメリットと言えることが全て出来なくなります。

火傷でカツラを使うしかない、ということ。

頭に一生消せない傷を負った。

これは経験した人でない限り、共感出来ないほどの苦しみや悔しさや、この先の人生への不安・絶望感まで感じていることと思います。

その気持ちに寄り添うことは出来ても、すぐに前向きになることは難しいのかもしれません。

心の傷は癒えても、頭や顔に出来た傷は消せないかもしれません。

それでも、生きていくためにカツラは必要になるかもしれない。

カツラは物ですから、出来ないことや苦手とすることがあることも事実ですが、物だからこそ出来ることもあるんです。

今まで地毛のクセが強くて出来なかったヘアスタイルが出来るようになったり、カツラを複数お持ちになれれば別人のようにイメージを変えることも出来ます。

少しでもこの記事で心が軽くなった、と思って下さる方がいれば幸いです。

それではまた。

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