こんにちわ、虎雄です。
美容師を辞めて、カツラ業界に飛び込み早7年。
たくさんのウィッグを作らせて頂いてきました。
1000個以上お客様それぞれに合わせてカットしてスタイリングして、たくさんの「カッコいい」を提供出来たと自負しています。
そんな中でも1番印象に残っているのは
癌という大きな病気を抱え、闘病を続けてきた小学3年生の男の子。
抗がん剤の影響で髪が抜けてしまったので、ウィッグを提供しました。
髪があった頃の写真をお借りしてその時と同じようにカット。
完成に近付き、、完成!その時の喜びようは忘れられません。
お母さんも泣いて喜んで下さいました。
このようなケースは少ないように思われるかも知れませんが、決してそんなことはありません。
私も1人の息子の親です。
自分の子供が・・と考えただけで涙が出そうになります。
もし、そんな困った方がこの記事を見てくれた時に光明となりますように、と思い子供用のカツラの無償提供をしているカツラの3大メーカーが行っている社会貢献活動の内容をまとめます。
子供たちが1分1秒でも早く笑顔になれれば本当に幸いです。
子供のカツラの寄付活動をしている3社

アデランス「愛のチャリティ」
1978年から活動、4歳〜15歳のお子様に笑顔を取り戻してもらう為、オーダーメイドウィッグをプレゼントしている。
オーダーメイドとなると作成におおよそ45日間ほどかかるので、すぐに欲しいという希望にも答えられるようレディメイドウィッグ(既製品)も選ぶことが出来るようになっている。
対象年齢の中であれば、理由は様々でも髪の毛に困っていれば申し込むことが出来る。
1人1回のみの制限がある。
アートネイチャー「リトルウィング・ワークス」
企業理念に基づく社会貢献活動の一つ。
様々な原因により髪の毛に悩みを持つ子供たちに自信と希望を持って笑顔の日々を送ってもらえるようウィッグの無償で提供している。
1998年の活動開始以来、これまでに5700人にプレゼントしてきた。
対象はアデランスと同様、理由は様々でも全て対応してくれる。
対象の年齢内であれば回数の制限は設けられていない。
(条件はあるのかも知れないが不明)
スヴェンソン「キレイの力 プロジェクト」
2008年よりNPO法人キャンサーリボンズとP&Gパンテーン製品と協力し取り組んでいるプロジェクト。
ウィッグサポーターと呼ばれる看護学生さんにパンテーン製品で髪をケアしながら、半年間伸ばしてもらい、伸びた髪を使って作った医療用ウィッグを脱毛に悩む癌患者さんにお贈りする活動。
年齢の制限はない。対象が女性、癌患者の支援となっている。
どれも詳しい事に関してはURLを貼っておきましたので問合せをしてみてください。
子供のカツラの寄付対象ではない時

子供のカツラのことは対象でもそうでなくてもまずは3社に相談
この3社以外にもこういう制度を設けているメーカーはあるかもしれません。
症状、状態などによってお合いになるかつらの種類も変わるはずです。
どれにも年齢や性別、病気の種類による条件があります。
- 「どれも自分は対象にならない」
- 「うちの子はもう16歳だからダメだわ」
対象ではない年齢や症状であっても相談は出来ますので、気軽に相談をしましょうね。
寄付とはいかないかもしれませんが、どの3社にもプロの職人、スタイリストがいます。
相談は是非してみて下さい。
インクリーズヘアーのオーダーメイドの激安カツラ屋を選択肢へ
現実問題、治療費などもあるはずですし、
話は聞いてみたけど、金額的に折り合いがつかないなんて時は安いカツラもあります。
私が自分の目で見たことがあるのはインクリーズヘアーというメーカーの商品。
薄いかつらで自然な風合いでした。
ご参考までに。
![]() | 価格:59,400円 |

笑顔が増え、毎日が楽しくなりますように。
それではまた。
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