こんにちは、虎雄です。
30代の人でも僕を含め、カツラユーザーは少なくありません。
統計では30人に1人くらいの成人男性が使用している予測が立っています。
自分というより周囲の目が怖い、バレたくない!という方は是非読んでください。
カツラってどれくらいの寿命があって、寿命の期間は使っていて良いのか?
急に新しいカツラに変えて変なことはないのか?
などの替え時について説明します。

- カツラの寿命は最長でもおおよそ2年、イコール交換時期。
- カツラタイプ別の特徴と推奨取り付け方の解説。30代にオススメなのは高自然タイプ!
- カツラの全タイプの共通お手入れ方法【超大切】
- 30代のカツラの選び方とお手入れのまとめ
カツラの寿命は最長でもおおよそ2年、イコール交換時期。
世の中にはたくさんのカツラメーカーがありますし、様々な特徴を持ったカツラが多数あります。
主な分類される項目は下記
- 高自然タイプ→ティッシュペーパーほどの薄さの人工皮膚に植毛されてるカツラ。
- 高耐久タイプ→厚みがあり、扱いが多少雑でもタフに使える。修理ができる物もこの括り。
- 安価タイプ→様々な種類で価格も相当前後するのがカツラ。スペックよりも価格重視というタイプ。
もちろん交換時期における2年という目安は高耐久タイプに当たる。
どんな種類のカツラでも同様だがカツラの構造上、多くの場合傷みが最初にで始めるのは「毛髪」である。
その限界、甘く見積もって2年という期間が妥当であり、そこで新しいカツラへ交換しないと 古い→新しい に移行した時に髪質が改善されるギャップが生まれてしまう。
第三者目線でここは絶対にバレたくないなら避けるべきポイントとなる。
カツラタイプ別の特徴と推奨取り付け方の解説。30代にオススメなのは高自然タイプ!
高自然タイプの特徴
- カツラ1枚あたりの平均的なおおよそ寿命→約半年〜1年程度。
- 推奨されてる装着方法→連続装着(糊付け)
- 35歳〜65歳までカツラを使用した時に必要なカツラの枚数→30枚〜60枚。
- 特徴→何よりも自然。頭の丸みに沿ってフィットするし、留め具などがないのでフラットに装着できる。触られても気付かれない可能性がある。糊付けになった場合の糊の臭いが苦手ということもあり。
高耐久タイプの特徴
- カツラ1枚あたりの平均的なおおよそ寿命→約2年程度。
- 推奨されてる装着方法→連続装着(チップや樹脂)
- 35歳〜65歳までカツラを使用した時に必要なカツラの枚数→15枚。
- 特徴→頑丈が最大の長所。かなりタフなので扱いが上手にできない人には向いている。高自然タイプより安価なことが多い。昔ながらのカツラのイメージに1番近い。
安価タイプの特徴
- カツラ1枚あたりの平均的なおおよそ寿命→約1年〜2年程度。
- 推奨されてる装着方法→連続装着(チップや樹脂)
- 35歳〜65歳までカツラを使用した時に必要なカツラの枚数→15枚〜30枚。
- 特徴→オーダメイドではなくセミオーダーや既製品などのカツラ。頭の形状を計測された世界に一つの物ではないのでフィット感や自然感などは当たり外れがある。価格帯はオーダー商品に比べ、約半額くらい。
僕の経験上ではどんな世代であっても高自然タイプの方が、様々なヘアスタイルへの幅が広く、やりたいスタイルを実現しやすいのが現実です。
ただ、高自然タイプは言い換えると低耐久になるので使用したい期間に対しての必要枚数が嵩みます。
ですので例のように30年間、ざっと定年するまではカツラを使用したいという場合でもずっと高自然タイプを推奨するわけではなく、途中で高耐久タイプへ切り替えるなどは可能です。
なぜ30代では高自然タイプがいいかというと、平均的なことですが恋愛における問題や会社の昇進昇格など、最も環境が変わりやすい年代で見た目はネガティブな評価を受けがちだからです。
カツラの全タイプの共通お手入れ方法【超大切】
自然感の高いカツラであってもその自然感を維持するにはあなたのケアは必須です。
カツラのお手入れを説明します。
シャンプーは毎日しよう、洗い方は注意が必要
地毛と同様、毎日のシャンプーは大切です。
シャンプー剤はアミノ酸系のシャンプーを選択しましょう。
薬局で売られているシャンプーは一般的に洗浄力を高くして作られているため、カツラに使用すると目安とした平均寿命を綺麗に自然に使うことは絶対に出来ません。
自毛は食べた物から栄養をもらい成長を続けていますが、カツラの髪は違います。
栄養をもらう術がありません。
一度傷んでしまったら回復する方法はありません。
痛めないことが1番のケアになります。
毎日使用するシャンプー剤の選択はとても大切です。
キーワードは「アミノ酸系シャンプー」です。
そして、同じくらい大切なことはシャンプーの仕方。
- 髪をブラッシングしましょう。→毛髪に付着しているチリ・ホコリを取り、絡みを解く意味があります
- しっかりお湯で流します。→時間でいうと2分ほど流すと◎
- シャンプーを手の平に取ります。→ポンプ式なら2プッシュ。カツラの範囲ではなく、自毛の部分(襟足部分が良いでしょう)でよく泡立てしましょう。
- 出来た泡をトップ(カツラの範囲)まで持っていき全体に泡を馴染ませます。泡をブラシを使用して上から下への一方通行でブラッシングします。→カツラは指を使って洗ってはいけません。摩擦により髪へ負担がかかる為です。
- お湯で流します。
- シャンプーをもう一度します。2シャンです。→男の頑固な脂汚れは1回の汚れでは取りきれません。必ず2回洗いましょう。
- しっかりお湯で流します。→シャンプー剤が残っていると炎症が起きたり、臭いの原因になります。
- トリートメントをします。→毛先中心にしっかり塗布しましょう。
- サッとお湯で流します。→流しすぎなくてOKです。
- すぐにドライヤーで乾かしましょう。→濡れてる時間は短いほうが◎
カツラをご自身で着脱する装着方法で使用されてる方はこちらを↓
必ずドライヤーで乾かそう
上記洗い方で『すぐに乾かす』『濡れてる時間は短い方が◎』という説明を書きましたが、濡れている事で髪は常にリスクに直面しています。
カツラということがバレないように使っていくためには毛髪の美しさ、自然なツヤ感、手触りが重要です。
特に30代であれば毎日同じヘアスタイルというのも不自然です。
スタイルチェンジを叶えるには髪質の美しさはバレない条件から外せません。
このドライヤーが半端じゃないです。
カツラ屋の僕のお客様、このドライヤーに変えて末期まで進んだ髪質が大きく改善。
30代でカツラを使用されているなら、一度揃えれば済む「道具」は最高レベルを用意しましょう。
30代のカツラの選び方とお手入れのまとめ
僕自身も30代でカツラを使用していますが上記に沿って選択・使用しています。
- 高自然タイプを選ぶ
- アミノ酸系シャンプーを使用する
- シャンプーの方法を守る
- ナノイー&ダブルミネラルで即乾かす
これらを守って頂ければカツラが本来真っ当できるはずの期間をその通りに使うことが出来ます。
僕と一緒に絶対にバレずに使っていきましょう!
それではまた!
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